調査リポート
「携帯電話」シェア(2016年度第3四半期):シェア情報アーカイブ
2016年第3四半期(7月〜9月)は、前年同期比1.4%増の767万台のプラス成長となった。シェア情報を紹介する。
IDC Japanの調べによれば、2016年度第3四半期(7〜9月)の国内携帯電話の出荷台数は、スマートフォンと従来型携帯電話の合計で前年同期比1.4%増の767万台となった。6四半期ぶりに前年比でプラスとなったもののその増加幅は小さく、携帯電話市場の成長は鈍化傾向にある。
ベンダー別の市場占有率(出荷台数ベース)を見ると、1位のベンダーは台数が前年同期比0.9ポイント減でシェア50.7%、2位は主要3キャリアにさまざまなラインアップを提供し11.9%、3位はシニア層を中心とした製品の人気が根強く11.2%、つづいて4位が10.2%、5位は6.1%となった。
スマートフォン市場の成長に鈍化が見られるが、スマートフォンが果たす役割は、AR(拡張現実)のデバイスやVR(仮想現実)のプラットフォーム、ウェアラブルデバイスやIoT(Internet of Things)の大量の情報を処理するハブとして、今後も縮小することはないとしている。
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