「働き方改革」「売り上げ拡大」も期待できるWeb会議サービス:そこが知りたい!Web会議
テレワークに加え、万一災害に遭ったときも活躍するWeb会議サービス。さらには売り上げ拡大にも? Web会議サービスの導入メリットを紹介する。
Web会議サービスで企業が期待することは「出張・移動コストの削減」でしょう。しかし、Web会議はそれだけではありません。今、国も力を入れている「働き方改革」への活用、企業が追い続ける「売り上げ拡大」という大きな課題に向けての活用も可能です。
しかも、クラウド型のWeb会議サービスであれば、比較的ローコストでスピーディーに導入ができます。月額契約の者が多いので使い道が変われば解約や、他製品への乗り換えなども可能です。Web会議導入によって、解決できる企業の課題をご紹介します
「働き方改革」にWeb会議活用を
現在、育児や介護と仕事の両立など従業員はさまざまな課題を抱えており、企業もその支援が求められています。育児や介護との両立がうまくいかず、大切な人材を失ってしまうのは、企業にとって大きな損失です。政府も「働き方改革」を大きなテーマとして進めています。
そんな中注目されているのが、時間やエリアの制約なく仕事に従事できる「テレワーク」です。ネットワークやセキュリティ対策を施したPCを使って、一定期間自宅で仕事をしてもらう働き方であり、各社で試みが行われています。テレワークは、地震などの天災発生時に従業員各自が安全な場所で業務を行うことを可能にすることで、BCP(事業継続計画)面からも注目されています。
テレワークをしている中で、「顔を合わせて打ち合わせをしたい」「会議に参加してもらいたい」というニーズが出てくることもあるでしょう。その時、Web会議サービスを活用すれば、オンラインで顔を合わせて打ち合わせに参加することができます。やはり、表情が見え、声が聞こえる打ち合わせは意思疎通をスムーズにするなどの効果もあり、大切です。企業の「働き方改革」のために、中堅中小企業でも導入しやすい、クラウド型Web会議サービスの活用を検討してみるのも1つです。
「売り上げ拡大」にWeb会議活用を
「売り上げを拡大したい」というテーマは、どの企業においても普遍的なテーマです。各地に支社や店舗を持つ企業は、それぞれの地域メンバーとコミュニケーションを密にとって、スピード感を持った有効な施策を打っていきたいと考えるはずです。しかし、頻繁に出張して各地を回るわけにはいきません。テレビ会議のサービスを使いたくても、小さな規模の支店や店では導入のためのスペースが確保できません。そこでWeb会議サービスの利用が役立ちます。タブレット端末でも会議に参加できるため、スペースの狭い支店や店舗、外出先でも参加可能です。
また、売り上げ拡大のため海外へと販路を求める企業も多いでしょう。ネットワーク回線が確保でき、サービスが対応さえしていれば、出張先のメンバーと、あるいは海外支社や工場を出した場合には、そこのメンバーと顔を合わせてのコミュニケーションが可能です。営業戦略や、販促施策などの資料も「この資料のこの資料の10ページ目を見てください」と内容を共有しながら話すこともできます。同じように、地方や海外にいるメンバーや販売代理店などのスタッフに向けて「オンライントレーニング」「オンラインセミナー」の実施も可能になります。そうすれば、印刷物の作成コストなども節約できるでしょう。
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