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「PC」シェア(2016年第4四半期)シェア情報アーカイブ

2016年第4四半期の国内PC出荷は前年同期よりも好調で、特に法人向けが12.8%増という結果に。シェア情報を紹介する。

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 IDC Japanの調べによれば、国内PC市場出荷実績値は、2016年第4四半期(10〜12月)が前年同期比5.7%増の259万台で、このうちビジネス市場は同比12.8%増の149万台であった。好調の背景として、Windows 7プリインストールPCについてパブリックセクターを中心とした特需が発生したことや、中小企業セグメントで買い替え需要が顕在化し始めたことなどが挙げられている。

 ベンダー別の市場占有率(出荷台数ベース)を見ると、1位のベンダーが24.6%で台数が前年同期比3.2%減、2位は18.1%で同比12.2%増。第3四半期(7〜9月)で4位に順位を落としたベンダーが3位に返り咲き、12.6%で同比19.0%増。4位は11.6%で同比19.2%増、5位は10.6%で同比9.2%減となった。

 2016年通年では前年比0.1%増の1056万台で、このうちビジネス市場は前年比5.6%増で637万台となった。市場占有率(出荷台数ベース)を見ると、1位、2位のベンダーは順位を維持し、24.6%および17.5%、2社が3位タイで12.3%および12.2%、前年3位のベンダーが11.3%で5位に順位を落とした(注:IDCでは、PC市場での出荷実績の差が1%未満の場合、ランキングでは同位として扱う)。

 ビジネス市場は2016年に回復フェーズに突入し、2017年も引き続き成長が見込まれるが、2016年第2四半期(4〜6月)から第4四半期にかけて世界の主要地域を上回る成長率で伸びているため、2017年の成長率は一段落するであろうと分析されている。

「PC」シェア(2016年第4四半期)
(出典:IDC Japan)

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