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これさえあれば何でもできる、進化系グループウェア最前線:IT導入完全ガイド(4/4 ページ)
Office 365、LINE WORKS、サイボウズ Office……。働き方改革時代に合わせた「進化系」のグループウェアはどんな機能が搭載されているのか、最新機能を追った。
グループウェアで豊富なアプリケーションを簡単に作成・共有
日本企業の文化を取り入れながら進化を続けてきた国産グループウェアの代表格となるのが、サイボウズの中小企業向けグループウェア「サイボウズ Office」と、エンタープライズ(大企業向け)グループウェア「Garoon」だろう。双方ともワークスタイル変革のニーズを踏まえてスマートフォン専用シンクアプリケーション「サイボウズ KUNAI」が用意されている。
サイボウズ Officeの特徴の1つに、カスタムアプリ機能の搭載がある。カスタムアプリは、人事への相談アプリや顧客台帳アプリ、日報アプリなど企業・部署のニーズに合わせて簡単に作成可能だ。
カスタムアプリは、クリック操作だけで誰でも簡単にアプリケーションを作ることができ、アプリケーションで溜めたデータを簡単に集計して可視化することも可能となっている。担当者ごとの進捗状況をひと目で把握できるステイタス管理や、他の機能とデータベースを連携させ、売り上げ情報などの表を掲示板などで簡単に共有することができる。
またGaroonの場合は、同社のビジネスアプリ作成プラットフォームKintoneで作成した自社アプリケーションとの連携が可能だ。
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