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「スマートフォン」シェア(2017年第2四半期)シェア情報アーカイブ

国内スマートフォンの出荷台数は685万台。従来型携帯電話のシェアはどんどん減少している。シェア情報を紹介する。

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 IDC Japanの調べによれば、2017年第2四半期(4〜6月)の国内スマートフォンの出荷台数は、前年同期比9.2%増の685万台であった。スマートフォンと従来型携帯電話の合計では同比0.3%減の711万台となっていて、日本市場もスマートフォンのみの市場へと移行しつつあるという。

 例年、第2四半期は年末の商戦期を見込んで出荷が低調になる傾向があるが、今期はその傾向が顕著だった。MVNO(Mobile Virtual Network Operator)事業者向けに出荷されることの多いSIMロックフリーモデルは53万4000台となり、スマートフォン市場全体の7.8%を構成しているが、前四半期(1〜3月)の9.0%からは後退している。出荷台数は前年同期比16.0%増となったが、これまで高成長だったSIMロックフリーモデルの市場も成長が鈍化しつつあるという。

 ベンダー別の市場占有率(出荷台数ベース)を見ると、第1位のベンダーが38.7%でトップシェアを維持。続いて2位が20.1%で、3位が10.4%、4位は10.1%、5位が6.9%となっている。

 同市場は、一見すると既に成熟し、イノベーションによる大きな変化を期待できないように思われるが、年間約15億台という圧倒的なスケールメリットを背景とした新技術の採用と技術革新は世界規模で続いている。日本のユーザーもその恩恵に浴することでデジタルトランスフォーメーション(DX)の基盤を調えることが期待される。

「スマートフォン」シェア(2017年第2四半期)
(出典:IDC Japan)

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