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バックアップツールの導入状況と課題(2018年)IT担当者300人に聞きました(3/3 ページ)

キーマンズネット会員141人を対象にアンケート調査を実施した。導入時に重視するポイントや満足度などバックアップツールの導入実態が明らかになった。

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満足度は86.3%と高いものの「バックアップ時間」や「コスト高」に不満の声も

 次に「導入済みのバックアップツールに対する満足度」を聞いたところ、「満足」と「やや満足」を合わせた割合は86.3%と、「不満」と「やや不満」を合わせた13.7%を大きく上回った(図4)。

 「満足」と回答した方のフリーコメントでは、「バックアップの取得時間や復旧の管理が容易」「OS標準ツールであり追加費用はかかっていない。対象のバックアップ/リストアが問題なくできている」「オンプレと仮想化環境の両方をサポートしている」など、バックアップとリストアにかかる時間が適切で運用管理も容易にできる点やコスト面でメリットを感じている声が挙がっていた。

 反対に「不満」の回答では「オンライン中にバックアップできない。バッチでバックアップしているため毎回ログ確認して正常・以異常の確認に時間がかかっている」「ファイルの復旧にやや時間がかかる」「本社が一括してライセンス購入しているが、価格が高くコスト配賦が負担になっている」「設定や操作が面倒」など、バックアップやリストア時の不具合による工数増加や、商品形態・契約内容によるコスト面への不満、設定や操作感の煩雑さなどに悩みを抱えているケースが見られた。

満足度
図4 満足度

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