AIが名刺管理ツールで人を“マッチング” Sansanのとがった新機能:イベントレポートアーカイブ(1/3 ページ)
名刺管理ツールの「Sanan」に新機能が追加された。AI技術によって出会うべき人をレコメンドする「スマートレコメンデーション」他、斬新でかゆいところに手が届く機能を発表。企業のイノベーションと働き方の革新を後押しするという。
名刺管理ツールの「Sanan」に新機能が追加された。同製品を提供するSansanは、単なる名刺管理のサービスではなく、名刺を通して出会いの価値を最大化する製品を目指していると話す。同社が、2018年3月16日に開催した「Sansan Innovaton Project 働き方2020」では、AI技術によって出会うべき人をレコメンドする「スマートレコメンデーション」他、斬新でかゆいところに手が届く機能を発表。企業のイノベーションと働き方の革新を後押しするという。
もはや“名刺管理ツール”におさまらない
プレスカンファレンスではまず、Sansan 取締役 Sansan事業部長の富岡 圭氏が登壇し、同社製品Sansanについて「単なる名刺をデジタル化して管理するサービスだと思われているかもしれないが、名刺を社内で共有することで“出会いの価値を最大化する究極のプラットフォーム”を目指している」と話した。
次いで、同社Sansan事業部 プロダクト開発部 部長/プロダクトマネージャーの藤倉成太氏が登壇。「営業のチャンスを広げる」「社員の生産性をあげる」「組織のコミュニケーションを進化させる」といったSansanの3つの価値について解説した。また「今回追加した5つの新機能が、Sansanによる働き方の革新をさらに後押しする」とし、5つの新機能について解説した。
メッセージ
これは、Sansan導入企業内で、社員同士のメッセージチャットが可能となる機能だ。この「メッセージ」機能の搭載によって、Sansan内でチャット形式のメッセージを送り、名刺情報の共有を行える。同機能はPC版およびスマホアプリ版に搭載され、社内の円滑な人脈情報の共有をサポートし、コミュニケーションを進化させると同社は説明している。なお、同機能はβ版として展開されていたが、ユーザー企業のフィードバックを元に改良を行い、提供が開始された。
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