社内に「まったく持ち運ばないノートPC」が存在する企業が6割（2/3 ページ）

働き方改革のために導入したノートPCの6割は、とくに移動させる必要がなかったという調査結果が明らかになった。デルが提案する新しい法人PCラインアップとは。

[キーマンズネット]

働き方改革＝ノートPC、というわけではない

　今回の新ラインアップではAIOモデルの強化が目立った。同社がAIO製品のラインアップを増やしてまでビジネス向けデスクトップPC製品に力を入れる理由はどこにあるだろうか。

　飯塚氏は自社調査の結果から、「日本の企業では、社内に『まったく持ち運ばないノートPC』が存在する企業が6割もある」という事実を示す。

　「働き方改革の影響から、社内で持ち運ぶノートPCに注目が集まっている。しかし実際に導入後に持ち運びもされないノートPCがこれだけある。それならば、より低価格で大型ディスプレイを内蔵したAIO製品をおすすめしたい。利用シーンに適したPCを導入することが本当の働き方改革へつながる」（飯塚氏）　

持ち運ばないノートPCが社内にあると回答した企業が約6割

　新OptiPlexシリーズのラインアップと製品の概要は次の通り。各製品の価格や詳細スペックは各製品のWebページを参照してほしい。

OptiPlex 7760 AIO：優れたパフォーマンスと洗練されたスタイルで生産性を向上させる、27インチフレームレスディスプレイ搭載製品。4K UItra HD（HDR対応）とIntel vPrOのオプションを選択でき、タッチ対応とタッチ非対応のいずれかを選択できる。

OptiPlex 3060：タワー、スモールフォームファクタ、マイクロデスクトップの3つの筐体を用意した省スペース設計モデル。セキュリティおよび管理機能を搭載したビジネスベーシックデスクトップ。