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タブレットの導入状況(2019年)/後編IT担当者300人に聞きました(2/3 ページ)

導入が進む業務用タブレットだが、社外でも安全に利用するためのセキュリティ対策と利便性のバランスに悩むケースも多い。企業ではどのような対策を講じているのか。また、実際にトラブルは発生しているのか。

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約2割が実際に「紛失」「盗難」被害に、タブレット利用上のトラブル

 企業は、タブレットを業務で利用する際にどこまでリスクを考慮すべきなのだろうか。業務用タブレットを導入していると答えた人を対象に「タブレットにまつわるトラブルに遭遇したことがあるか」を尋ねた。その結果、「特にない」が76.9%と大多数を占め、続いて「端末を紛失した(後で見つかった)」が11.1%、「端末を紛失した(見つかっていない)」が6.8%、「端末が盗難にあった」が4.3%、「端末の故障などでデータが消えた」が2.6%という結果になった(図2)。

 約8割がトラブルに遭遇したことがない一方で、22.2%と約2割が端末を紛失していたり、盗難被害に遭ったりしている(図2)。この事実をどう捉え、前項に挙げたセキュリティ対策をどこまで実施するのか、改めて自社運用を見直す必要があると考察できる。


図2 トラブル遭遇の有無

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