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5G+IoT+高精細映像が創る「スマートハイウェイ」(2/2 ページ)

渋滞なく、安全で効率よく、しかも快適なドライブができる高速道路。それが「スマートハイウェイ」だ。その実現のコア技術の1つがデータ通信技術。中でも最も期待が寄せられているのが5Gである。5Gがスマートハイウェイにどう組み込まれ、何が実現するのか。その先端実証実験のあらましを紹介する。【訂正あり】

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実証実験2:4K高精細映像とAI画像解析で落下物や逆走車を発見

 もう1つは、インターチェンジ付近で路面への落下物や逆走車を検知する実験だ。愛知県の知多半島道路半田中央インターチェンジに設置した4K高精細カメラ(2台)で捉えた映像を無線伝送し、その近傍の5G基地局内で速やかにAIによる画像解析を行った。結果として、HD画質の映像では検知できないような小さな落下物でも画像解析によって自動検知できることが確認された。

 このとき利用された5G基地局は、ソフトバンクが「おでかけ5G」と呼ぶ可搬型の基地局である。

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