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従業員のストレスを数値化してアラート通知 メンタルヘルスサービスで「コロナ鬱」を防げ
コロナ禍をきっかけにテレワークが急速に普及した。完全な収束の見通しが立たない中、リモートで働く従業員のメンタルマネジメントが課題になっている。
NTTデータは2020年12月23日、従業員の健康を管理する企業向けクラウド型健康管理システム「HealthDataBank」にストレス変調を把握できる「パルスサーベイメニュー」を追加し、2021年1月に販売を開始すると発表した。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策としてテレワークを導入する企業が増え、運動不足など生活リズムの乱れやコミュニケーション不足によるストレス増加といった健康課題が生じている。パルスサーベイメニューは、こうした課題の解決に向けて、対面コミュニケーションに頼らずに対策するためのサービスだ。
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パルスサーベイは、月次や週次で数問程度の簡易な設問を繰り返して従業員の満足度やストレスなどを継続的に把握する。パルスサーベイメニューは、こうした手法によって従業員の変調を把握管理するサービスだ。NTTグループでは、同グループの従業員20万人に対して、2020年10月から利用している。
上長や企業が健康課題を抱える人への対策を早期に実施するための仕組みも提供する。Health Data Bankで管理しているストレスチェックや健康診断情報と組み合わせることで、すぐに対処が必要な従業員や、組織としての取り組みが必要な部署を抽出できる。不調者が集中している組織を把握する組織分析機能も備えるという。
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