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「テレワーク時代のノウハウ継承問題」にオークネットは動画をどう使う?

マーケティングなどで利用する動画コンテンツの管理が問題となっていたオークネット。この問題が契機となって、社内の動画活用の促進に踏み切った。

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 オークションビジネスをはじめとする事業者間取引を支援し続けてきたオークネットは、マーケティングを中心に動画を利用してきたが、管理する動画の数が増え、目的の動画を探すことが困難になり、ファイルサーバの容量も窮迫してきた。

 この問題の解決策として、アシストが販売代理店となって提供する動画管理プラットフォーム「Panopto」が候補として挙がった。オークネットはこれを動画管理としてだけではなく、社内ノウハウの継承にも活用できるのではないかと考えた。

オークネットが動画活用で期待する3つの効果

 Panoptoとは、米Panoptoが開発した動画管理基盤で、動画を作成、編集、共有するという基本機能に加え、音声から自動的に字幕を作成したり、資料中の文字を含めて検索したり、視聴統計を集計したりする機能を備える。

 オークネットはまず、価値検証プログラムを始めた。問題解決に加え、マニュアルや社内勉強会に動画を活用することで「動画の民主化」を進められ、社内のノウハウ継承を促進できると感じ、導入を決意した。

 オークネットは、Panoptoに期待する効果として以下の3つを挙げた。

1.一元管理、統制強化による動画の「資産化」

  • アクセス制御やセキュリティ確保に関する管理工数の削減
  • これまで作成してきた動画を蓄積し「資産化」する

2.テレワーク時代ならではの「ノウハウ継承」

  • 文書では伝わりにくいビジュアルや音声を含めたノウハウの継承
  • FAQや説明会の内容を動画化することで、正確な情報を伝達

3.「動画の民主化」による透明性向上

  • 誰もが、簡単に動画を作成、共有し、発信する文化を醸成
  • 聞き手を時間的拘束から解放する「次世代の働き方」を実現

 今後、オークネットは「動画の民主化」と「動画を活用したノウハウ継承」を進めるために、Panoptoを社内コミュニケーションの共通基盤として活用する予定だ。

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