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今年も初任給の季節がやってきた、平均金額は?

Job総研は、「2022年 初任給実態調査」の結果を発表した。初任給の平均や満足度、男女差が明らかになった。

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 ライボが運営するJob総研は2022年4月4日、「2022年 初任給実態調査」の結果を発表した。同調査は、同年4月に社会人になった男女114人を対象に実施したもの。

 初任給の分布を見ると、最も多いのが「20万〜24万円」で41.3%を占めた。次いで「35万円以上」が39.4%、「25万〜29万円」が8.5%、「30万〜34万円」が5.1%だった(図1)。初任給の平均は23.6万円。最頻値は21万円で、その割合は17.5%だった。初任給の分布は下図の通りだ(図1)。


初任給の額(出典:ライボのリリース)

 初任給に対する満足度はどうだろうか。

 「満足」と回答した人の割合は44.7%、「やや満足」は36.8%で、8割以上が満足していた(図2)。


図2 初任給の満足度(出典:ライボのリリース)

 こうした満足度の高さは、企業に入社する前に、給与額で入社する企業を選定していることが要因のようだ。企業を選定する上で給与額を「重視した」と回答した人の割合は38.6%、「やや重視した」は43.0%。給与額を重視した人が8割以上を占めた。

 初任給の平均額を男女別に見ると、男性が24.2万円、女性が22.3万円で、男性の方が約2万円多い(図3)。これに対して初任給への満足度は、男女ともに8割超が「満足」とした。男女別で、満足度と給与額との間に相関はなかった。


図3 初任給の男女差(出典:ライボのリリース)

 一方、企業選定に当たっての給与額の重視度を男女別に見ると、「重視した」と回答した割合は男性の方が11.6ポイント高く、「重視しなかった」は女性の方が同じく11.6ポイント高かった。男女共通して企業選定では給与額を重視していたが、初任給平均額は男性の方が多いものの満足度は男女でほぼ同率だった。

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