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Windows 11でも十数年前のクラサバ基幹システムは動くのか? OSアップグレード体験記
2021年10月5日に「Windows 11」がリリースされてから半年以上が経過した。Windows 11をインストール可能なPCにはインストールを促すメッセージが表示されるが、業務システムが動作するかどうかの懸念もあり、業務用PCへの適用はまだ時間がかかるだろう。
会社のPCにWindows 11を入れたら……体験記のあらすじ
最後にWindows OSを自身でアップグレードしたのは「Windows 3.1」から「Windows 95」にバージョンアップした時以来だという筆者。2021年に「Windows 11」が発表され、会社のPCに適用するのは時期尚早だと思いながらも、人柱となって社用の現役PCにWindows 11を入れてみた。
筆者の勤務先では、十数年前にスクラッチで開発した基幹システムを現在も運用しており、Windows 11でも動作するかどうかが懸念だった。また、Windows 11のインストール後に怪しいエラーが発生するなど、気になる点も幾つかあった。
筆者が27年ぶりに体験したOSアップグレードの始終を本ブックレット(24ページ)にまとめた。人柱となって会社のPCにWindows 11を入れた体験を基に、OSのアップグレード前に注意したいポイントを確認しておこう。
体験記のサマリー
- 検証で使用したPCのモデルとスペック
- Windows 11のプログラムファイルをダウンロード中にエラーが発生
- ネットワークがつながらない、アプリが起動しない、その後どうなった?
- 問題の「十数年前のクラサバ基幹システム」は動くのか?
- インストールに失敗しても元に戻せる「ロールバック」のやり方
……など
ブックレットのダウンロードはこちらから
本ブックレット(全24ページ)は、キーマンズネットで掲載した解説記事を基に制作しています。
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