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ここが間違っているランサムウェア対策
ランサムウェア攻撃は企業が受けるサイバー攻撃として最も危険だといわれている。だが、敵を知り己を知ることで、攻撃を受ける前に備えることが可能だ。
ランサムウェア攻撃の被害として最初に頭に浮かぶのは「身代金」だ。Sophosによれば平均して約17万ドルだという。だが、身代金とは別に発生するコストもある。BlackFogによればコストの総額は身代金の10倍にも及ぶ。
なぜだろうか。万全の対策を施していても業務が停止し、再開した後にも影響が残る可能性があるからだ。ではいざ攻撃を受けたとき、どうすればよいのか。専門家によれば「これ」をやってはいけないという。
本ブックレットでは、攻撃の種類や自社に対する影響、攻撃直後に採ってはいけない対応など、ランサムウェアに関連する情報をまとめた。
ブックレットサマリー
- ランサムウェア攻撃を受けたとき、これをやってはいけない
- 凶悪なランサムウェア、実は6種類もあるらしい
- 身代金「以外が」怖いランサムウェア攻撃、長期的な悪影響
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本ブックレットは、キーマンズネットで掲載した解説記事を基に制作しています。
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