ニュース
山口フィナンシャルグループ「LINE WORKS」導入へ 営業の仕事はどう変わる?
チャットツールが業務で利用され始めたばかりの頃は簡易的なコミュニケーション手段という印象が色濃かったが、今やメールや電話に取って代わる手段となりつつある。
チャットや掲示板、カレンダー、アドレス帳、アンケートなどグループウェア機能を備えたビジネスチャットツール「LINE WORKS」。山口県下関に本社を置く山口フィナンシャルグループと子会社の山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行は、営業職員と顧客とのコミュニケーション手段としてLINE WORKSを導入した。
営業職員にスマホを貸与し、LINE WORKSのアカウントを配布
山口フィナンシャルグループでは、これまで対面と電話、メールが主なコミュニケーション手段だった。顧客とのよりスピーディーなやりとりと顧客満足度の向上を目的に、営業職員にスマートフォンを貸与し、LINE WORKSのアカウントを付与した。以下は、顧客と営業職員とのやりとりを示したものだ。
顧客は「LINE」を、営業職員は「LINE WORKS」をインタフェースとして、外部トーク連携機能を活用することで、受け答えを迅速化する。顧客から営業職員への面談前のアポイントの連絡や、面談後の備忘連絡などに活用できる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
日本ラグビーを支えるのは“個人プレー”のチーム、「ONE TEAM」を目指した4人の挑戦
2019年、日本を熱狂させたラグビー。その裏には国内ラグビーチームの強化と普及に努める日本ラグビーフットボール協会の存在があった。しかし、IT化が進んでおらず連携の取れていない“個人プレー”のチームだった。協会職員を「ONE TEAM」にするために、4人の有志が立ち上がった。「脱メール」で仕事のスピードを早めるには? 朝日新聞社のSlack活用ワザ
「朝日新聞デジタル」のサービス開発を支える朝日新聞社のエンジニアチームは、内製化を進めるために情報共有の効率化を図り、Slackを導入した。しかし、Slackは“無法地帯化”し、情報共有改善の道のりは平たんではなかった。