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Microsoft、リアルタイム音声通訳機能を発表 AIで「Teams」を強化

海外拠点との会議などで障害となるのが言葉の壁だ。Microsoftはその壁を取り払う新機能を発表した。

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 Microsoftは「Microsoft Ignite 2024」(会期:2024年11月19日〜21日、現地時間)で「Microsoft 365 Copilot」にリアルタイム音声翻訳機能を追加すると発表した。話者の発言内容がリアルタイムで翻訳される新機能だ。

言語スキルはもういらない? AIで変わるTeamsの新機能

 リアルタイム通訳機能は「Microsoft Teams」で利用でき、中国語(北京語)、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語(ブラジル)、スペイン語をサポートする。


リアルタイム通訳機能は、設定から「Turn on interpreter」を選択するだけ(出典:Microsoftのリリース資料)

 ただ通訳するだけではなく、話者の声をシミュレートさせることで相手が翻訳された内容を話しているかのように設定することも可能だ。リアリティーを損なわない会議が可能になる。利用するには、メニューの「Language and Speech」から言語を選択するだけだ。


言語を選択することで、その言語で話者が話しているかのようにできる(出典:Microsoftのリリース資料)

 リアルタイム通訳機能は2025年初頭にパブリックプレビューがリリースされる予定だ。パブリックプレビューを利用するにはMicrosoft 365 Copilotのライセンスが必要になる。

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