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AIに詳しくなくても大丈夫、月額制で中小企業のAI活用をプロが支える新サービス

ソルバは、AIアークスと提携し、地域企業向けのAI顧問サービスを開始した。AI・DXの専門人材による伴走支援を月額制で提供し、企業ごとの課題に応じたAI活用を後押しする。生産性向上や原価改善、人手不足対策を通じて、地域企業の競争力強化を目指す。

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 ソルバは、AI活用支援サービスを提供するAIアークスとの業務提携に基づき、地域企業向けの「AI顧問サービス」を開始すると発表した。地方企業では確保が難しいAIやDX分野の専門人材の知見を、企業規模や課題に応じて月額制で利用できる伴走型の支援サービスだ。

 サービスでは、ソルバが地域企業との接点づくりや経営課題の整理、導入に向けた伴走を担い、AIアークスがAI・DX領域の専門知識を提供する。両社の役割を明確に分けることで、地域企業が自社の課題に合った形でAI活用を進められる体制を整える。

「AI専門人材」の採用に頼らない、外部の知見を賢く頼る

 ソルバは50年以上にわたり建設業を展開し、建物や空間の提供だけでなく、ハード・デジタル・ソフトを組み合わせた「場づくり」を通じて企業の価値向上に取り組んできた。今回の提携では、これまで培ってきた企業支援の知見にAI・DXの専門性を加え、デジタル面からの支援領域を広げる。

 背景にあるのは、企業間で広がるAI活用の差だ。

 大手企業では、業務効率化や開発スピードの向上、管理業務の省力化、営業活動や顧客対応の効率化などでAI活用が進み、生産性向上につなげている。一方、地域企業では、人材やノウハウの不足からAI活用に踏み出せないケースも多い。これまで競争力の源泉となっていた人件費や固定費の低さも、大手企業の生産性向上によって相対的な強みになりにくくなる恐れがある。ソルバは、地域企業にとってAI活用が新たな経営課題になるだろうとみている。

 同社が重視するのは、単にAIツールを導入することではない。業務の進め方を見直し、無駄な作業やコストを削減することで生まれた余力を、営業活動や採用、社内改善など成長につながる分野へ振り向ける仕組みづくりを目指す。

 だが、地域企業がAIやDXに精通した人材を自社で採用、育成するのは容易ではない。そこで、必要なタイミングで外部の専門知識を活用できる仕組みとして、AI顧問サービスを提供する。

 同サービスでは、企業ごとの経営課題や業務上の悩みを整理した上で、保有する人材や設備、業務環境に合わせたAI活用方法を提案する。対象分野は、生産性向上や原価改善、人手不足対策、営業効率化、採用・集客強化など幅広い。

 なお、個別システムの開発やbotの構築、API連携、本番環境の構築などはサービス範囲に含まれず、必要に応じて別途提案する。

 サービスの特徴は、オンライン相談に加えて現地訪問にも対応できる点、月額制で導入しやすい点、そして、課題内容に応じて適したAI人材が対応する点にある。

 ソルバは2026年5月末、地域企業の経営者や幹部を対象にAI相談会を開催した。製造業、卸売業、建設業、水産業などの企業が参加し、AI・DXが今後の経営や競争環境に与える影響について意見交換を行った。

 相談会では、大手企業のAI投資による競争環境の変化をはじめ、AI導入を経営判断のテーマとして捉える重要性、業務の棚卸しによる改善ポイントの発見、外部人材の活用方法などが議論された。

 ソルバは今後、経営者向けの無料セミナーを定期的に開催し、AI活用や生産性向上、原価改善、採用・集客、オフィス環境づくり、ブランディングなどをテーマに地域企業の課題解決を後押しする。

 AI顧問サービスを通じて、企業ごとの業務整理やAI活用テーマの発掘を支援し、必要に応じて専門的な取り組みへつなげる仕組みを構築していく方針だ。

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