市民開発の“その先”を支援 クロス・ヘッドが業務アプリ開発サービスを投入
クロス・ヘッドは、ノーコード/ローコードツールで作る業務アプリの機能拡張を支援する伴走開発サービス「App×Boost」の提供を始めた。標準機能では対応しにくい要件に対し、カスタマイズや外部連携を組み合わせて継続的に改善するという。
クロス・ヘッドは2026年6月24日、業務アプリケーション伴走開発サービス「App×Boost」の提供開始を発表した。ノーコード/ローコードツールの導入が広がる一方で、標準機能では対応しにくい要件が業務改善の停滞につながるケースがある。同サービスは、そうした領域を開発で補完するのが目的だ。
標準機能の壁を越えるには何が必要か
App×Boostは、ノーコード/ローコードツールで構築した業務アプリに対し、JavaScriptによるカスタマイズやAPI連携などを組み合わせて機能を拡張する伴走型の開発支援サービスだ。要件整理から開発、リリース、改善までを短い周期で回すアジャイル開発を採用し、業務の変化に合わせて継続的に見直す運用を想定している。
同社によると、支援にはプログラミングに対応できるエンジニアが入り、標準機能では実装しにくい複雑な要件への対応や、外部システム連携、UI改善などを手掛けるという。リモート対応に加えて、週1回から訪問する対面オプションも用意し、現場との認識差を抑えながら開発を進めるとしている。
クロス・ヘッドは、業務アプリ開発で10年以上の実績があるとし、「kintone」や「Pleasanter」(プリザンター)、「Microsoft Power Automate」「サイボウズ Garoon」などの支援実績を挙げる。ノーコード/ローコードの活用が広がる中で、標準機能の範囲を超える業務要件をどう扱うかが、今後の運用定着の焦点になりそうだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。
関連記事
内製化拡大で2桁成長 それでも「ノーコードツール」の先行きが暗い理由
国内のローコード/ノーコード開発ツール市場が1000億円規模に迫る急拡大を続けている。しかしITRは、「将来的にこの市場の一部の需要は将来的に失われる」と指摘する。なぜ内製化が広まる中で、将来一部の需要が失われるのか。
kintone×RPAで「1万1000時間」削減 化学メーカーの業務自動化実践例
ある化学メーカーはkintoneを導入して業務改善を図った結果、約1万1000時間の削減を実現した。kintoneとRPAの組み合わせによる業務自動化の実践例を紹介する。
なぜDXの支柱にAppSheetを選んだのか? セラミックの世界的メーカーの決断と実践
日本特殊陶業は、ノーコード/ローコードアプリ開発ツール「AppSheet」を使って業務プロセスの変革や人材育成を効果的に進めている。AppSheetの全社展開の軌跡、人材育成施策を紹介した。