山形銀行はリソース不足に直面していたITインフラをHCIを入れることで刷新した。同行が選んだHCIとは? 製品選択のポイントとともにお伝えする。
ここ数年で急速にメリットが知られたこともあり、垂直統合型のCI(コンバージドインフラストラクチャ)やHCI(ハイパーコンバージドインフラストラクチャ)を導入する企業が増えている。従来の個別調達型システムに比べ、デプロイの簡易性・迅速性に優れる点は共通だが、それぞれに特有のメリット、デメリットがある。
例えば、CIはコンポーネントごとのライフサイクルが異なるため、10年後を想定した規模での導入やリプレース計画が欠かせず、コストが膨らみがちだ。一方、スモールスタートがメリットであるHCIにおいても、将来を考えると10ギガビットイーサネットスイッチなどの導入が欠かせず、初期導入費の負担が企業にとっては課題になる。加えて、バックアップを含めた運用管理について、将来のスケールアップ/スケールアウトを考慮する必要があり、運用コストが意外にかかるケースがある。
今回は、ITインフラの課題をHCIソリューションで解決した山形銀行の導入事例を参考に、今後のHCIソリューション導入に向けての検討ポイントを解説する。
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アイティメディア営業企画/制作:キーマンズネット編集部/掲載内容有効期限:2018年11月6日