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SAPを使ったインテリジェントエンタープライズへの4つのステップ「2025年の崖」を乗り越える

日本企業のIT環境が抱える課題を国も看過できない状況になった。「2025年の崖」のリスクが高まる今、何を頼りにどう対処すればよいか。スペシャリストに話を聞いた。

» 2018年12月26日 10時00分 公開
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 「もし日本企業がこれらの課題を解決できなければ、2025年以降、最大で年間12兆円もの経済損失が生じ得る」。2018年9月7日、経済産業省がそんな衝撃的なレポートを公開し、業界が騒然となった。

 このレポートで「課題」とされたのは、日本企業の8割が抱えるレガシーシステムだ。この先「現状維持」だけでは海外のデジタル化先進企業に太刀打ちできなくなる日が来る――レポートではこれを「2025年の崖」と表現する。2025年にはIT人材の不足が深刻化すると予測されている他、多くの企業が基幹系業務システムとして採用しているSAP ERPは2025年以降にサポート終了となる。デジタル化先進企業が生産性を高める活動にITリソースを投下する中、古いシステムのメンテナンスに人員を投じていては日本企業には、「崖が待ち受けている」というのがレポートの趣旨だ。

 そうはいっても、全社あるいは取引先を巻き込んだ制約だらけの業務システムに、崖を克服する道筋は残されているのか。解決には幾つかのポイントと、経験に基づいたある手順が必要だとスペシャリストは語る。

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