今や、オフィスツールさえもクラウド化の時代。ビジネスで活用するアプリケーションの多くがどんどんクラウドに移りつつある。そんなクラウド時代のネットワーク管理の最適解としてSD-WANに注目が集まる。
クラウドの利用や働き方改革の取り組みが進む中、安定した速度とパフォーマンスを維持できるSD-WAN(ソフトウェア定義型広域ネットワーク)に注目が集まる。SD-WANにより、従業員が直接インターネット網を利用する際のセキュリティリスクを回避できたり、社内ネットワークを経由することで生じるネットワーク遅延を解消したりできる。中には、複数の回線を束ねて回線品質を大きく向上させられる製品もある。SD-WANは企業ネットワークにどのような価値をもたらすのか。
2019年9月12日に開催された「PALO ALTO NETWORKS DAY 2019」のセッションで、SD-WANのメリットやユースケース、実機検証で分かったユーザーにもたらすインパクトが紹介された。本稿で、そのポイントを振り返ろう。
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