どんな状況でも望ましい品質でサービスを提供し続けるには、人の対応を極力排除した、テクノロジーの力を借りたIT基盤運用の自動化が望ましい。だがどこから環境整備に着手すればよいか。自社で体験したSIerの選択から学ぶ。
事業環境の変化だけでなく、過負荷や障害発生、災害やパンデミックなど、有事のIT基盤運用をどう考えるべきか。IT基盤運用の自動化技術が発展する現在、運用に人間が手間を掛けることは一つの脆弱(ぜいじゃく)性になり得る。
では自動化技術を取り入れるとして、どのような手順でどの技術を組み合わせるのが効率的だろうか。導入後の運用最適化に向けた評価方法はどう設計できるだろうか。本稿では自動化推進の渦中にあるシステムインテグレーター(SIer)に手順や手法を聞いた。
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