近年、多くの日本企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みを進める中で、DX人材・IT人材不足をボトルネックに感じています。人材不足を解消するには、外部のベンダーにシステム開発を丸投げするのではなく、社内人材を育成し、現場が主体的にITツールを活用しながら継続的な業務改善を進められる組織づくりが求められています。
本セミナーでは、DX・IT戦略を専門分野としている株式会社アイ・ティ・アール 会長の内山様に日本を取り巻くDX人材育成の概況をお話いただきます。さらに、組織や教育制度の整備に注力すると同時にノーコードツールを用いて業務改革を推進している京セラ株式会社 木下様、三菱重工業株式会社 山本様、伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社 宮﨑様をお招きし、DX人材育成戦略について考察して参ります。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
14:05〜14:50 | DXの浸透・定着化に向けた課題と人材育成への提言 多くの企業でデジタルトランスフォーメーションへの取り組みが活発化していますが、浸透と定着化までには道半ばという企業が少なくありません。本講演では、株式会社アイ・ティ・アール 内山様より、最新の調査から導かれる国内企業のDX推進状況および課題、従業員の意識変革や内製化の状況を踏まえて、求められる人材育成のあり方について解説いただきます。 株式会社アイ・ティ・アール 会長/エグゼクティブ・アナリスト 内山 悟志 氏 |
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14:50〜15:30 | DX人財の「量」と「質」を両立させる育成戦略とは モノづくりDXを推進するための手段としてDX人財育成に着手し、事業部の20%の社員をわずか2年間でDX人財に育成させるという高い目標を掲げた京セラ。ITリテラシーが高くない現場社員を巻き込みながら、現在では目標を大きく上回る412名のDX人財の輩出に成功しました。本セッションでは、DX人財育成プロジェクトを主導する「DXエバンジェリスト」のアサイン・育成方法や組織づくりの工夫をはじめとして、現場社員が複数のノーコードツールを活用しながらどのように業務改善効果を上げているのか、京セラ株式会社 木下様にお話しいただきます。 京セラ株式会社 機械工具事業本部 DX推進部 木下 順 氏 |
15:35〜16:05 | 三菱重工に学ぶDX推進部門と事業部門の協働によるDXと人材育成 お客さまに提供する価値・体験や従業員の日常業務体験をデジタル技術を活用して変革していくことは、機械製造業においても重要になってきています。三菱重工では、2018年からデジタル技術で顧客・従業員体験をよりよくしていくこと(Digital Experience Design:DED)を旗印に、DX推進組織と事業部門が協働し、クラウドやアジャイルの恩恵を活用しながら、ローコードツールを活用した内製開発を推進しています。本セッションでは、数名の事業部門出身者から始まったDX推進組織が、どのようなDX戦略のもと創設されたのか、いかにして規模や職能を拡大しながら部門内のDX人材を育成し内製化に取り組んでいるのか。具体的な取り組みとその効果まで、三菱重工業株式会社 山本様にお話いただきます。 三菱重工業株式会社 デジタルイノベーション本部 DPI部 SoEグループ グループ長 山本 浩道 氏 |
16:05〜16:35 | ー座学研修のその先へー 実践にこだわるDX人材育成プロジェクト 社内DX人材を育成するために座学研修を実施する企業が多い中、研修を通して得た知識が現場の業務改善に活かされないというお悩みを耳にします。一方、伊藤忠丸紅鉄鋼では、受身型の研修で終わらせず、「自分たちの業務を自ら改善・改革した」と言えるような業務改善における成功体験の創出・風土醸成を重視し、独自の社内プロジェクトを実施しています。本セッションでは、ツール定着化を二人三脚で伴走するパートナーの存在にも焦点を当てながら、DX人材育成プロジェクトを通して現場部門での内製開発をどのように実現したのか、伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社 宮﨑様にお話いただきます。 伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社 IT推進部 ITソリューションチーム長代行 宮﨑 良太 氏 |
開催日時 | 2024年9月5日(木)14:00〜16:50 |
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形式 | オンライン |
参加費 | 無料 |
主催 | サイボウズ株式会社 |
お問い合わせ | kintone-pr@cybozu.co.jp |
※視聴用ページのURLは、開催3日前と当日にお申し込みいただいたメールアドレス宛にご案内いたします。 |
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