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「DWHアプライアンス」シェア(2011年度)シェア情報アーカイブ

景気回復とともに投資が増え拡大した「DWHアプライアンス」市場。特定業務のビジネスアナリティックのための技術力などが評価され1位になったのは?

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 富士キメラ総研の調べによれば、2011年度のDWHアプライアンスの国内市場はライセンス料とサポート料の合計で118億円であった。

 DWHに対する需要は基幹系データベースに比べ景気に左右されやすく、2011年度は景気回復とともに投資が増える結果となった。リーマンショック以前からDWHを構築していた企業において、増加するビジネスデータの処理スピード向上のため新しいアプライアンス製品を用いたDWHの再構築案件が増加して、2011年度の市場規模が拡大した。

 市場占有率(金額ベース)を見ると、1位のベンダーは41.5%だった。同社の全社的なDWH構築製品や特定業務のビジネスアナリティックのための技術力やノウハウが評価され導入実績が伸びた。次いで2位のベンダーが32.2%だった。DWH構築案件のみではなく、既存顧客に対するデータベース統合案件が進み、販売実績が大きく拡大した。

 大量のデータから知見を導き出し収益に結び付ける目的でDWHソリューションの導入が進むとみられる。実際のビジネス活動の迅速化を図るため、アプライアンス製品が市場拡大の中心になるだろう。

「DWHアプライアンス」シェア(2011年度)
(出典:富士キメラ総研)

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