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サーバ仮想化ソフトの導入状況(2013年):IT担当者300人に聞きました(4/5 ページ)
IT担当者312人に聞いた、導入状況、導入目的、導入しない理由は? 「バックアップが不安」といった不満の声もあり、実態が明らかに。
満足度は86.7%、むしろ運用コストが高くつく、バックアップがイマイチと不満も
次に、サーバ仮想化ソフトを導入済みと回答した人に、現在導入中のサーバ仮想化ソフトに対しての「満足度」を尋ねた(図4)。その結果、「とても満足している」が16.7%、「まあ満足している」が70.0%、「やや不満がある」が10.0%、「とても不満がある」が3.3%となり、まとめると全体で「満足」が86.7%、「不満」が13.3%という結果となった。
満足と回答した人からは「サーバの統合化により物理的な台数を削減でき、TCOの削減が実現できた」「ハードウェアコスト削減および、構築やリプレースの負荷軽減につながった」といった意見が多く寄せられた。
サーバ仮想化においては、サーバの導入や運用コストの削減が高い評価につながっている。その他、「仮想化により物理サーバの台数が減り管理が楽になった上、省スペースとなった」といった声が寄せられた。
一方で不満と回答した人からは「運用コストはむしろ高くついている」「運用中のバックアップがイマイチである」「レスポンスが悪い」「予想以上に早くメーカーのEOSLが来た」といった意見が寄せられた。
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