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勤怠管理システムの導入状況(2014年)IT担当者300人に聞きました(4/5 ページ)

347人対象に勤怠管理システムの導入状況や導入方式、勤怠管理での苦労などを調査。ASP、SaaS型の導入は3年前から1.7倍も増加した。

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勤怠管理で苦労している点、「勤務体系の多様化に対応できていない」などが上位に

 勤怠管理について「苦労している点」はどこにあるのか、全体に対して尋ねた。その結果、1位「未入力への対応」33.2%、2位「収集・集計作業が煩雑」21.8%、3位「在宅勤務など勤務体系の多様化に対応できていない」19.6%、4位「リアルタイムで把握できない」18.4%、5位「グループ間や事業所間で一元管理できていない」13.9%と続いた。

 「未入力への対応」は勤怠管理システムを導入しても完全に対応できるわけではない。システム側で未入力者にアラートを上げるなどの入力促進は可能だが強制入力はさせられないため、社内運用体制をしっかり整備する必要がある。

 また、昨今ではモバイルワークや在宅勤務など、オフィスにいなくても仕事ができる環境を整備する企業も多く、勤務体系が多様化してきている。もちろん正社員からアルバイト、派遣社員に業務委託契約業者など、雇用形態と就労条件も多様化していく中で、個々人の勤怠状況を正確に管理して適切な対応を行うことが今後ますます求められていくだろう。

苦労している点
図4 苦労している点

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