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情報漏えい防止(DLP)ツールの導入状況(2014年)IT担当者300人に聞きました(4/5 ページ)

DLPの導入状況について調査を実施。「導入状況」「導入きっかけ」「導入しない理由」など、他社の気になる実態が明らかに。

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満足度78.3%も「端末管理で工数増加」と不満

 次に、DLPを導入済みと回答した人に、現在導入中のDLPに対しての「満足度」を尋ねた(図4)。その結果、「とても満足している」が15.2%、「まあ満足している」が63.0%、「やや不満がある」が19.5%、「とても不満がある」が2.2%となり、まとめると全体で「満足」が78.2%、「不満」が21.8%という結果となった。

 不満と回答した人からは、「サーバの負荷が高くなってしまい、通常業務に影響が出始めている」「PCの能力が落ちる、必要なところにアクセスできない」「クライアントの動作が重い。ログがテキストで見づらい」といったデータ処理やレスポンス面での機能低下に対する意見が一番多く寄せられ、これらは改善点としてのニーズがあることがうかがえる。

 その他、「暗号によって、PCの運用形態が変わった」や「仕方がないことだが、データを持ち出せる端末が限定されているので、実業務の手間が大幅に増えた」といった、ツール導入によって端末管理などといった別の面での工数が増えてしまったことに対する不満のコメントが見受けられた。

満足度
図4 満足度

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