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グループウェアの導入状況(2014年度)IT担当者300人に聞きました(5/5 ページ)

グループウェアの導入状況について調査を実施した。「満足度」「重要だと思う機能」などから企業の導入実態が明らかになった。

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導入しない理由、中小企業で「コスト高」「費用対効果が説明しづらい」などの声

 最後に、「既に導入済みである(追加・リプレースなし)」「必要性を感じるが導入は検討しない」「必要性を感じない」と回答した人に、「グループウェアを導入またはリプレースしない理由」について尋ねた(図4)。

 その結果、1位「現状に満足している」43.4%、2位「導入コストが高い」26.3%、3位「費用対効果が説明しづらい」24.6%、4位「機能を活用しきれない」18.9%、5位「運用コストが高い」18.2%と続いた。

 導入しない理由の大きな割合を占めるのが費用対効果やコストなど、特に中小企業で費用面の話題だ。だが、クラウド型のグループウェアの利用が、導入時のシステム投資を抑えられ、なおかつ短期間で導入ができる点をメリットに感じる中小企業を中心に利用が広がっている。

 ある程度の利用者を抱える規模の企業であればオンプレミス型との比較検討が必要になるが、社内の部門単位や社内外のプロジェクト単位で利用する場合などではクラウド型が選ばれるケースも多く、利用シーンに適したグループウェア選定が導入コストを最適化し、費用対効果を説明しやすくするポイントかもしれない。

導入しない理由
図4 導入しない理由
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