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デスクトップ仮想化の導入状況(2014年度):IT担当者300人に聞きました(3/5 ページ)
IT担当者349人にデスクトップ仮想化の実態調査を実施した。導入状況、導入目的、重視ポイント、満足度、導入しない理由などが明らかになった。
動作に不安を感じる人が多い? 73.4%が重視する「安定性」
次に、デスクトップ仮想化を導入済みと回答した人に「導入時に重視したポイント」について尋ねた(図3)。1位は「安定性」で73.4%、2位は「導入コストの安さ」で53.1%、3位は「レスポンスの速さ」で42.2%、4位は「管理のしやすさ」で37.5%、5位は「運用コストの安さ」で29.7%という結果となった。
「最も重視する項目」を見ると、1位から3位までは順位に変動はなかったが、全体順位において6位の「操作性」と7位の「既存アプリケーションとの親和性」が同率4位に浮上する結果となった。
全体の重視ポイントで「安定性」が7割以上とダントツで重視されていることと関連して、最重視ポイントとしても4割近くが「安定性」を挙げており、既存環境がトラブルなく安定して使えるのか、動くのか、といった点が特に不安に思われている点と考えられる。
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