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デスクトップ仮想化の導入状況(2014年度)IT担当者300人に聞きました(4/5 ページ)

IT担当者349人にデスクトップ仮想化の実態調査を実施した。導入状況、導入目的、重視ポイント、満足度、導入しない理由などが明らかになった。

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35.4%が不満と回答、「動作が重い」「アプリが利用できない」「頻繁なエラー」

 続いて、デスクトップ仮想化を導入済みと回答した人に、「現在導入済みのデスクトップ仮想化製品に対する満足度」を尋ねた(図4)。その結果、「とても満足している」が6.2%、「まあ満足している」が58.5%、「やや不満がある」が24.6%、「とても不満がある」が10.8%となり、まとめると全体で「満足」が64.7%、「不満」が35.4%という結果となった。

 満足と回答した人からは、「自身のデスクトップ環境をセキュアに持ち運びできるから」「場所、端末などにかかわらず、同じ環境で業務ができる。シンクライアントの不具合に見舞われてもデータ消失しない」「PCの初期セットアップのサポートが楽」といった意見が見受けられた。社内で行っていた作業の続きを社外に出てもセキュアに行うことができて場所も問わないという点が満足度に結び付いているようだ。

 不満と回答した人からは、「負荷が高い時間帯では動作が重くなる」「レスポンスがかなり悪く時間がかかり、いらいらする」といった意見が多く見受けられた。Excelなどのソフトウェアが固まるなど、実作業をする中で時間帯によっては極端に動作が重くなることが一番の懸念点となっているようだ。その他、「使用感は悪くないが、一部アプリケーションが利用できない」「ディスク容量が十分割り当てられない」「アクセスエラーが頻繁に起きる」といったコメントが見受けられた。

満足度
図4 満足度

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