検索
特集

タブレットの導入状況(2014年度)IT担当者300人に聞きました(2/5 ページ)

企業におけるタブレット利用についてアンケートを実施した。導入率は2012年の2.5倍、大手企業に至っては3.4倍にまで拡大した。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena

タブレットの利用目的は、導入済み、導入予定ともに「営業効率を上げたい」が1位

 次に、タブレットを「導入済み」「導入予定」と回答した人を対象に、タブレットの「利用目的」を尋ねた。

 その結果「導入済み」では、1位が「営業効率を上げたい」で53.6%、2位が「紙資料を削減したい」で48.5%、3位が「社外から社内システムにアクセスしたい」で41.6%となり、「導入予定」では1位が「営業効率を上げたい」で55.1%、2位が「社外から社内システムにアクセスしたい」で49.5%、3位が「紙資料を削減したい」で48.6%となった(図2)。

 営業現場では、社内のサーバから必要な資料を印刷して顧客へ持っていくスタイルから、社外から社内のファイルサーバにタブレットを使ってアクセスしたり全ての営業資料をタブレット内に保存しておくことで、その場で必要な情報を顧客に提示できるスタイルに変えることができ、顧客に対する即応力が強化される。

 訪問準備や商談自体の効率化によって、訪問数を増やすことができるようになることで案件数の増加にもつながるはずだ。こうした資料の配布や運搬の負荷軽減のほかにも、動画を活用したプレゼンをすれば訴求力も上がることなどから、中小企業でも十分にタブレット利用のメリットを享受できるだろう。

タブレットの利用目的
図2 タブレットの利用目的

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る