特集
Windows Server 2003サポート終了に伴う対策状況(2014年度):IT担当者300人に聞きました(3/4 ページ)
「Windows Server 2003サポート終了に伴う対策状況」を1472人に聞きた。Windows XPのリプレース時より経営層の関心が薄いという声が挙がった。
対策時期は2014年度末までが6割弱、XPの時と比べると「経営層の関心が薄い」
次に、対策を施す時期を尋ねた(図3)。「既に実施済み」と回答した人が11.5%、年内である「2014年12月末までに実施予定」が22.5%、年度末である「2015年3月末までに実施予定」が22.5%、サポートが終了する「2015年7月14日までに実施予定」が22.3%、未定と分からないも含めるとサポート終了日を超える回答が20.3%であった。
既に実施済みを含めて、6割弱の企業が2014年度内に実施すると回答した。また、残り4割強の企業が2015年以降の実施であり、対策にかかる費用の予算申請が年度内に行われることが予想される。前述した併せて取り組みたいことと一緒に申請のための計画や工数見積もりの作業が急がれるところだ。
コメントには「Windows XPサポート終了時に情報収集と調査を終えているので特に問題はない」といった、早めに対策を始めているものから「XPほど問題が表だって出てきてないようだが、もっと報道がないと上層部が予算をつけてくれない」「XPサポート終了に比べて世間の緊迫度が低いと感じる」といった、2014年4月のXPサポート終了時と比較すると経営層の関心が薄いことを危惧する声も寄せられた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.