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Windows Server 2003サポート終了に伴う対策状況(2014年度)IT担当者300人に聞きました(4/4 ページ)

「Windows Server 2003サポート終了に伴う対策状況」を1472人に聞きた。Windows XPのリプレース時より経営層の関心が薄いという声が挙がった。

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対策での課題や問題点は「費用負担」よりも、動作検証などの重い「作業負担」

 最後に、対策での現状課題や問題点を尋ねた(図4)。1位は「移行のための動作検証など作業負担が大きい」で48.9%、2位は「アプリケーションを新たに開発、修正する費用負担が大きい」で27.2%、3位は「新しいOSやアプリケーションのライセンス費用負担が大きい」で25.7%、4位は「現在使用しているアプリケーションの互換性がない」で23.0%、5位は「サーバや周辺機器を新たに購入する費用負担が大きい」で21.2%となった。

 業務アプリケーションなど重要なシステムが稼働するサーバOSだけに、フリーコメントでは「事前調査に時間と費用がかかる。ここをおろそかにすると切り替え後のトラブルが大きくなるため、手を抜けない」「稼働実績があるアプリケーションでも移行方法などの条件により結果が保障されないので、アプリケーションごとに動作検証をするしかない」など事前検証に関する不安や不満が多く寄せられた。

 特に1001人以上の大企業では、台数、稼働アプリケーション数ともに多い分、ライセンス費用、サーバや周辺機器の費用の負担よりも、移行への障害や問題点を洗い出す事前調査や動作検証などの作業負担が重くのしかかっているようだ。

サポート終了に伴う対策の現状課題、問題点
図4 サポート終了に伴う対策の現状課題、問題点
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