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遠隔会議システムの導入状況(2014年):IT担当者300人に聞きました(5/5 ページ)
IT担当者332人を対象に遠隔会議システムについて調査を実施。導入状況、きっかけ、導入しない理由など気になる実態が明らかに。
導入しない理由トップ3、「利用頻度」「費用対効果」「直接顔を合わせたい」
最後に、遠隔会議システムを「導入しない理由」について尋ねた。その結果、1位は「利用頻度が低い」で64.6%、2位は「費用対効果が明確でない」で34.1%、3位は「会議は直接顔を合わせて行いたい」で31.7%、4位は「管理者がいない」で17.1%、5位は「ユーザーが活用しきれない」で13.4%と続いた。
その他、「課題や悩み、要望」としては「普通のシステムだと対面会議のようにならない。どうしても、内容が伝わりにくい」「カメラの死角が広い(視野が狭い)。参加者全体が映らない」「出張ベースであったときに比べ、無駄に会議が多くなった」といった意見も寄せられた。
遠隔地とのコミュニケーションを取る方法は電話会議システムのように音声だけで十分に成り立つ場合も多い。電話会議ならば画質は関係がない上に、システムがシンプルであるために利用料を抑えることが可能となる。
Web会議やテレビ会議、ビデオ会議の導入について検討するだけではなく、電話会議システムも考慮に入れておくべきだろう。
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