企業向けノートPC&モバイルPCの利用状況(2014年)(1/5 ページ)
IT担当者376人を対象に、企業向けノートPC&モバイルPCについて調査を実施。PCタイプ、リプレースのきっかけなどの実態が明らかに。
キーマンズネットでは、2014年11月20日〜2014年12月3日にかけて「企業向けノートPC&モバイルPCの利用状況」に関するアンケートを実施した(有効回答数376件)。回答者の顔ぶれは、情報システム部門が全体の41.5%、一般部門が58.5%という構成比だった。
今回聞いたのは、企業向けノートPC&モバイルPCの「導入タイプ」「リプレースサイクル」「重視ポイント」「満足度」「今後導入、リプレースするきっかけ」など、企業向けノートPC&モバイルPCの利用状況を把握するための質問だ。
その結果、全体の8割以上の企業がA4ノートPCを利用しており、次いでデスクトップPC、B5ノートPCが利用されていることが明らかになった。なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので、事前にご了承いただきたい。
企業のPC導入タイプ、主力は「A4ノートPC」、デスクトップも健闘中
最初に「現在導入しているPCタイプ」について尋ねた(図1-1)。その結果、「A4ノートPC」が80.2%、「デスクトップPC」が67.7%、「B5ノートPC」が49.9%、「タブレット」が24.8%、「ワークステーション」が15.0%と続く結果となった。ノートPC&モバイルPCの普及が進む中、依然としてデスクトップPCが企業規模問わず6割超えと健闘した。
また、企業向けノートPC&モバイルPCを導入予定(リプレース含む)と回答した人に「導入予定のPCタイプ」について尋ねたところ、「A4ノートPC」が48.4%、「B5ノートPC」が26.1%、「タブレット」が7.8%「デスクトップPC」が5.9%、「ワークステーション」が1.3%と続く結果となった(図1-2)。
現状では、デスクトップPCも意外に多く、職種や作業内容によって使い分けられているといえる。また、企業規模や業種を問わず、全体としてノートPCやモバイルPCの導入が進んでいくことが見て取れ、ワークスタイルの変革など、場所や時間に捕われない働き方に合わせて、持ち運びが可能なPCの活用が更に進むことが予想される。
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