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UTM(統合脅威管理)の導入状況(2015年):IT担当者300人に聞きました(4/5 ページ)
332人にUTM(統合脅威管理)の導入状況を調査した。この1年で標的型攻撃への対策を重視する声が大幅増加という結果が明らかになった。
5割以上の企業が嘆く、「管理者不在」がUTM導入、最大の障壁に
続いて、UTMを導入済みの人に「導入時に問題となった点」を尋ねた。同率1位は「製品の知識が少ない」と「パフォーマンスの低下に不安がある」で29.6%、3位は「運用コスト」で28.2%、4位は「障害が発生した時のリスクが大きい」で26.8%、5位は「導入コスト」で25.4%と続いたが、さほど大きな差にはなっていない(図3-1)。
一方、導入予定の人については、1位が「専任の管理者がいない」で53.3%、2位が「運用コスト」で43.3%、3位が「障害が発生した時のリスクが大きい」で40.0%と続き、導入を検討しつつも管理者の不在を問題として抱えている企業が半数を上回る状況が明らかとなった(図3-2)。
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