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クライアントPCとタブレット端末の導入状況(2015年)IT担当者300人に聞きました(1/5 ページ)

企業におけるクライアント端末に関する導入実態調査を実施した。リリースされたばかりのWindows 10の導入意向についても尋ねた。

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 キーマンズネットでは、2015年8月5日〜19日にかけて「企業におけるクライアントPC・タブレット端末の導入」に関するアンケートを実施した(有効回答数330件)。回答者の構成比は、情報システム部門が40.9%、一般部門が59.1%だった。

 従来のデスクトップPCやノートPCに加えてタブレットをクライアント端末として導入する企業も増えた。今回は「現在導入しているクライアント端末の種類」「端末のメーカー」「利用中のOS」を聞いた。また、2015年7月にリリースされたばかりの新OS「Windows 10」に対する関心や懸念点も尋ねた。

 なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので、事前にご了承いただきたい。

タブレットの法人導入が大きく伸長、デスクトップPCも依然として約9割

 まず、現在導入しているクライアント端末の種類を複数回答方式で尋ねた(図1)。最も多かったのは「デスクトップPC」で88.3%、次いで「ノートPC(画面サイズ15インチ以上)」が78.2%、「モバイルPC(画面サイズ15インチ未満)」が63.5%と続いた。この並びとポイント数については、2013年にキーマンズネットが実施したアンケート調査「クライアント端末の利用環境(2013年)」とほとんど変わらない結果だった。

 前回調査よりも大きくポイント数を伸ばしたのは「タブレット端末」の39.6%(前回調査より23.5ポイント増)だ。ちなみに、2014年に実施した別の調査「企業向けノートPC&モバイルPCの利用状況(2014年)」でも24.8%がタブレット端末を導入済みと回答しており、この1年で企業導入が大きく進んだことが分かる。2015年11月には、大型化と高性能化によって法人市場を狙ったといわれるアップル製タブレット「iPad Pro」の発売が控えており、企業のタブレット導入の動向に注目したい。

会社で導入しているクライアント端末の種類(複数回答)
図1 会社で導入しているクライアント端末の種類(複数回答)

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