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クライアントPCとタブレット端末の導入状況(2015年):IT担当者300人に聞きました(2/5 ページ)
企業におけるクライアント端末に関する導入実態調査を実施した。リリースされたばかりのWindows 10の導入意向についても尋ねた。
企業の半数がデル製PCを導入、アップル製品の導入率も約2割に迫る
ところで、企業で業務に使われているクライアント端末のメーカーはどこだろうか。
複数回答方式で聞いたところ、トップとなったのは「デル」(51.2%)だった。以下、「日本ヒューレット・パッカード」(42.6%)、「レノボ・ジャパン(旧IBM製品含む)」(37.7%)、「富士通」(37.4%)、「東芝」(31.0%)という結果になった。なお、「アップルジャパン」も18.1%という数字を残した。
それでは、あらためて企業で利用中のOSの種類を見てみよう(図2、複数回答方式)。最も多いのは「Windows 7」で、95.4%という圧倒的な数字を記録した。次に多かったのが35.4%の「Windows 8、8.1」で、それ以外のOSは10%台かそれ以下となった。なお、気になるのは依然として「Windows XP」を利用中とする回答が14.9%もあることだろう。ご存じの通り、マイクロソフトのサポートは終了しており、新たな脆弱(ぜいじゃく)性が発見されても修正パッチが提供されることはない。
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