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クライアントPCとタブレット端末の導入状況(2015年)IT担当者300人に聞きました(5/5 ページ)

企業におけるクライアント端末に関する導入実態調査を実施した。リリースされたばかりのWindows 10の導入意向についても尋ねた。

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Windows 10は互換性やインタフェースなど未知への不安が多い

 最後に、Windows 10の印象や導入に際して知りたいことをフリーコメントで聞いた。やはり多いのは、「しばらくは様子見」という意見だ。企業導入の場合、現在の業務がPCリプレース後にも同じようにできるのかどうかが重要なチェック項目となる。その点では「ブラウザの互換性や現行OSで利用中のアプリケーションが使えるかどうか」「現行OSとの操作性の違いが気になる」といった声が多い。

 また、Windows 10のリリースに際してマイクロソフトは意欲的な革新に取り組んでいるが、これらも企業ユーザーにはあまり受け入れられていない。例えば、Windows 7や8、8.1からの無償アップデートについては「個人ユーザーとしてはうれしいが、企業ユーザーにとっては微妙」といったコメントが寄せられた。また、「Windows 10が最後のバージョンになる(Windows as a Service:バージョンアップではなく、継続的にアップデートをし続けるというニュアンス)」というマイクロソフトの方針転換も、安定稼働を第一とする企業ユーザーにとっては機能変さらに対する不安が先にくるだろう。

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