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「0円」でスキャナー保存、弥生が目指す「会計業務3.0」とはKeyConductors(2/3 ページ)

弥生は、中小企業や個人事業主など「スモールビジネス」における会計業務を進化させ、業務時間を8割短縮させるべく「会計業務3.0」を目指す。

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サービス利用者に「5年間スキャナー無料貸し出し」「タイムスタンプ使い放題」を提供

 この仕組みをさらに推し進めるため、弥生は思い切った戦略に出る。岡本氏は「それでも初期費用に180万円、運用費用に30万円かかる。それを弥生は思い切って『0円』にする」と述べる。

 具体的にはスキャナーメーカーのPFUとオリックス・レンテックとの協業で「スキャナーを無償レンタル」するだけでなく、セイコーソリューションズとの連携で通常従量課金が一般的なタイムスタンプを、弥生ユーザーへ「無償」で提供すると発表した。

スキャナー無償レンタル
あんしん保守サポート トータルプラン加入ユーザーに、PFU製スキャナ「ScanSnap iX100」を5年間無償でレンタルする
タイムスタンプも「無償」
通常はスキャン画像ごとに従量課金されるタイムスタンプも、弥生の保守サポートに含む形で無償提供する

 これは弥生会計16、やよいの青色申告16、やよいの青色申告オンラインのサポートプランへ加入している利用者および会計事務所経由でのサービス利用者が対象となる。

 弥生はこれらの機能で、業務全体のペーパーレス化を推進する。スキャナー無償レンタル利用者には、協賛した「Evernote」「Sansan」「スキャンマン」「Dropbox」「筆まめ」のサービス特典も利用できる。

協賛各社の特典内容
協賛各社の特典内容

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