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メール誤送信防止システムの導入状況(2016年)/前編IT担当者300人に聞きました(2/3 ページ)

キーマンズネット会員373人を対象にメール誤送信防止システムの導入状況を調査した。前編では「情報漏えい状況」「メール誤送信状況」などが明らかになった。

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情報漏えい対策は、メール誤送信やウイルス対策や暗号化の強化

 次に、「今後強化したほうが良いと感じる情報漏えい対策」を聞いた。

 全体では「メール誤送信防止対策」(50.3%)、「ウイルス対策」(46.1%)、「暗号化ツール(HDD暗号化ツールやファイル暗号化ツールなど)」(41.9%)、「ログ管理」(39.1%)、「ネットワーク脅威対策(ファイアウォールやIDS/IPS、VPNなど)」(36.0%)、「アイデンティティー・アクセス管理(シングルサインオンやワンタイムパスワードなど)」(23.2%)、「URLフィルタリング」(19.0%)の順だった(図2)。

 「メール誤送信防止対策」を従業員規模別で見たところ、100人以下の中小企業が50.3%、101人〜1000人以下の中堅企業が58.7%、1001人以上の大企業が48.1%、業種別で見たところ、IT製品関連業が51.5%、(ITが関連着)製造業が45.3%、流通・サービス業全般が47.8%、その他業種が60.8%と、従業員規模や企業規模にかかわらず、メール誤送信防止対策を強化すべきだと考えているようだ。

今後強化した方が良いと感じる情報漏えい対策
図2 今後強化したほうが良いと感じる情報漏えい対策

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