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Officeソフトウェアの利用状況(2016年)/後編IT担当者300人に聞きました(2/3 ページ)

キーマンズネット会員564人を対象にアンケート調査を実施した。Officeソフトの「何」をメインで使っているか、今後どのような機能がほしいかが明らかになった。

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「Officeツールを使わずに運用したい業務があるのに乗り換えられない」が1割

 次に、代替ツールがあればOfficeツールを使わずに運用したい業務はあるかを聞いたところ、企業規模によらず「ない」との回答が9割近くを占めた。

 少数派ながら「代替ツールがあればOfficeツールを使わずに運用したい業務がある」と回答した方々の具体的なコメントを見ると、日報などの業務上の書類や帳票類のように「書式が簡単な(入力するだけの)文書や定型書類はOfficeツールを使わずに済ませたい」と感じている回答者が多数だった。その他、「スケジュール管理」「手順書作成」で表計算ソフト以外のツールを利用したいという回答も見られた。

代替ツールがあればOfficeツールを使わずに運用したい業務はあるか
図2 代替ツールがあればOfficeツールを使わずに運用したい業務はあるか

 スケジュール管理ではプロジェクト管理ツールが、帳票やデータベースではノンプログラミング型のデータベースアプリ開発ツールがある。いずれも専用ツールであり、Officeソフトウェアによる運用からの代替として便利な機能を持つものだ。

 しかし、今回の調査からは、現在でもOfficeソフトウェアを業務アプリの代わりに利用しており、専用ツールがあっても乗り換ようと考えない読者が一定数存在することが明らかになった。

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