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IT資産管理ツールの導入状況(2016年)/前編:IT担当者300人に聞きました(2/3 ページ)
キーマンズネット会員297人を対象にアンケート調査を実施した。利用中のPCのOSのバージョンなどが明らかになった。
1ライセンス当たりの導入コスト、1000円未満の超低価格帯を求める声
次に、導入済み(導入予定)のIT資産管理ツールのタイプを聞いた。
導入済みでは「ソフトウェア(69.7%)」「不明(28.3%)」「クラウド(SaaS)・ASP(2.0%)」の順、導入予定では「不明・未定(51.7%)」「ソフトウェア(33.7%)」「クラウド(SaaS)・ASP(14.6%)」の順となった。導入予定では導入済みに比べて「ソフトウェア」の割合が半減し、「クラウド(SaaS)・ASP」の割合が大きく増加していることが分かった(図2-1・2)。
同時に、「1ライセンス当たりの導入コスト」も聞いたところ、導入済みでは「1000〜3000円未満(33.3%)」「1000円未満(26.0%)」「3000〜5000円未満(16.7%)」「5000〜1万円未満(12.5%)」という順になった(図3-1)。
導入予定では「1000円未満(42.9%)」「1000〜3000円未満(21.4%)」「3000〜5000円未満(17.9%)」「5000〜1万円未満(10.7%)」という順位となった(図3-2)。3000円未満を低価格帯、3000円〜1万円未満を中価格帯、1万円以上を高価格帯とした場合、導入済みに比べて導入予定では低価格帯が支持を集めた。特に1000円未満の超低価格帯が40%を超える結果となった。
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