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第1回 ワークスタイル“改善”で終わってない? 本当の「変革」に必要な3つの要素とは成功事例から考える「働き方変革」(3/3 ページ)

モバイルやWeb会議、仮想デスクトップを導入したものの、ワークスタイル“変革”ではなく“改善”で止まっていないだろうか。問題を根底から解決し、働き方を変革する方法を紹介する。

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「ワークスタイル変革」に必要な3要素

 ではITツールだけを導入すればワークスタイルを変革することができるのだろうか。ネットワンシステムズでは、ワークスタイル変革には「ITツールの導入」「人事制度(文化)の変革」「オフィスファシリティ(ワークスペース)の整備」の3つの要素が必要だと考えている。

 そして目指すべきはワークスタイル「改善」ではなく「変革」だということを忘れてはいけない。既存のITツールや人事制度、ファシリティの流用を前提とした場合、どうしても現状の課題を「改善」するという「対症療法」に終わってしまう。将来のあるべき姿を思い描き、新しいITツールや人事制度、ファシリティによって今の働き方を「変革」し、根底から課題を解決するという「原因療法」を目指さなければならない。

ワークスタイル変革に必要な3要素
ワークスタイル変革に必要な3要素

 次回は、実際の仕事場面から、それに応じたワークスタイル変革を実現する具体的な製品を紹介する。

著者プロフィール

新山耕司(にいやま こうじ)

ネットワンシステムズ ビジネス推進本部 応用技術部 EUC・SDI開発チーム

10年以上にわたりビデオ会議およびWeb会議製品を中心にコラボレーション製品の提案、構築、評価、検証、技術サポート業務に従事。現在は各コラボレーション製品を組み合わせたソリューションの開発に取り組んでいる。

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