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ワークスタイル変革と勤怠管理システムの導入状況(2017年)/前編IT担当者300人に聞きました(3/3 ページ)

キーマンズネット会員430人を対象にアンケート調査を実施した。自社の働き方と勤怠管理の連動性など働き方変革に乗り出す企業の実態が明らかになった。

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「多様化への対応」「勤務状況の把握」が悩み

 最後に現状の勤怠管理の苦労している点について「不満な点はない」と回答した人以外の意見を聞いたところ、「在宅勤務など勤務体系の多様化に対応できていない」41.1%、「勤怠状況をリアルタイムで把握できない」34.3%、「収集・集計作業が煩雑」32.5%、「未入力者が多く、管理や入力促進に手間がかかる」26.4%、「従業員によって異なる雇用形態に対応していない」24.9%と続いた(図3-1)。

 この結果を2年前の調査「勤怠管理システムの導入状況(2015年)」と比較すると、「未入力への対応」や「収集・集計の手間」と「勤務体系の多様化への対応」「勤怠状況のリアルタイム把握」の順位が逆転していることが分かる。このことからも、企業におけるワークスタイル変革への取り組みやその検討が、ここ2年で大きく進んでいる傾向が読みとれる。

勤怠管理で苦労している点(2017年と2015年)
図3 勤怠管理で苦労している点(2017年と2015年)
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