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IT関連の資格取得状況(2017年)/後編:IT担当者300人に聞きました(3/3 ページ)
キーマンズネット会員325人にアンケート調査を実施した。IT関連資格の保有率や保有目的など実態が明らかになった。
「必要性を感じない」「時間がない」などが上位に
最後に、資格を取得しない人に対してその理由を尋ねた。1位は「必要性を感じないから」(70.1%)、2位は「時間がないから」(33.1%)、3位は「学習(受験)に費用が発生するから」(14.2%)、4位は「受験をしたが、取得することができなかったから」(5.5%)と続く結果となった。
フリーコメントでも「資格取得より時間を割くべき仕事があるため」「立場的に自己啓発よりも後輩指導が主となるため」など現在の優先順位が資格取得になく、時間を割くことができないという声が多かった。
他にも「もうすぐ定年だから」「定年退職するから」「定年過ぎたのでキャリアアップの必要性がない」といった年齢に起因する理由、「取得までに時間がかかりそう」「IT関連の資格は自分にはあまりにも難しいから」など取得については考えるものの難易度によって足踏みしているケースなど、さまざまな理由が聞かれた。
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