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ファイルサーバの利用状況(2017年)/後編IT担当者300人に聞きました(1/3 ページ)

キーマンズネット会員対象にアンケート調査を実施した(有効回答数155)。現在利用するファイルサーバのリプレース予定やファイルサーバの代わりに利用するツールなどファイルサーバの利用実態について調査した。

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 キーマンズネットは2017年12月14〜25日にわたり、「ファイルサーバの利用状況に関するアンケート」を実施した。全回答者数155人のうち、情報システム部門に所属する回答者は37.4%、何らかのユーザー部門に所属する回答者は47.1%であった。従業員数では100人以下の中小企業が20%、101〜1000人の中堅企業が43.2%、1001人以上の大企業が36.7%であった。

 今回は、ファイルサーバの利用状況や満足度、現状への課題を1年前の調査と比較しながら見ていく。前編では、従業員規模別でのファイルサーバ利用企業数の推移や利用者の満足度、現在利用するファイルサーバへの評価などを聞いた。満足度などの傾向に大きな変化はないものの、満足度がやや向上、クラウド型ファイルサーバへの以降を望む声や、実際に利用する企業が増えつつある状況が見えてきた。後編である本稿では、現段階でのリプレース意向の有無や代替サービスへの関心度等を見ていく。なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので、事前にご了承いただきたい。

大多数はリプレース予定なし

 調査では、ファイルサーバの新規導入またはリプレース予定の有無を聞いた(図1)。前編で見た通り、回答者の94.2%が既に利用しているため、新規に導入を予定する回答はほとんどない(0.7%)が、「リプレースを予定している」は23.3%ほどで、大多数を占める76.0%の回答者が「リプレースを予定していない」と回答している。

導入・リプレース予定の有無
図1 導入・リプレース予定の有無
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