レノボ、ワークスタイル別の「ThinkPad」新シリーズを発表:イベントレポートアーカイブ(6/6 ページ)
ThinkPadの新シリーズ14製品が登場した。レノボ・ジャパンの新しい会議システム「ThinkSmart Hub 500」もお披露目された。それぞれの特徴を一覧で紹介する。
ドッキングステーションも一新
今回の新ThinkPadシリーズとともに、周辺機器も発表となった。新設計の「ThinkPad ドッキングステーション」と「ThinkPad ハイブリッド USB Type-C/Type-A ドック」も、多種多様な働き方をサポートする製品となっている。いずれもThinkPadシリーズに対応したドッキングステーションで、デスクで利用する周辺機器やネットワーク機器などの各種ケーブルを接続しておき、デスクワークの時にはドッキングPCとドッキングし、PCを持ち出すときには分離。生産性の向上に貢献する。
「ThinkPadドッキングステーション」には「ThinkPad ベーシック ドッキングステーション」「ThinkPad プロドッキングステーション」「ThinkPad ウルトラドッキングステーション」がラインアップされ、それぞれでコネクタの搭載数が異なり、用途に応じて選択できる。「ThinkPad ハイブリッド USB Type-C/Type-A ドック」はUSB Type-CドックにUSB Type-A変換アダプターが同梱。社内にUSB Type-CとUSB Type-Aが混在する場合に重宝するドックである。
2017年には「働き方改革」が流行語大賞にノミネートされるほどのバズワードとなったが、実際に働き方の改革を進めるためには、同社が指摘するようにワークスタイルに合わせたPCが正しく選択されることに加え、会議室など働く“場”の整備も欠かせないだろう。今回発表された新製品群が、働き方改革の橋頭堡(ほ)として企業に採用される可能性は高そうだ。
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