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グループウェアの導入状況(2018年)/後編IT担当者300人に聞きました(2/3 ページ)

キーマンズネット会員311人を対象にアンケート調査を実施した。導入率や導入のきっかけ、満足度などグループウェアの利用実態が明らかになった。

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「安定性」や「操作性」を重視する理由とは

 それではグループウェア導入時にはどのような点を意識したのだろうか。「導入時の重視ポイント」について尋ねた。

導入時の重視ポイント(導入済み・導入予定)
図2 導入時の重視ポイント(導入済み・導入予定)

 導入済みでは1位「安定性・可用性」37.0%、2位は同率で「操作性」「導入コスト」33.3%、4位「運用管理のしやすさ」33.0%、5位「運用コスト」31.9%となった。一方、導入予定では、1位は同率で「安定性・可用性」「操作性」53.2%、3位「運用管理のしやすさ」51.6%、4位「運用コスト」48.4%、5位「導入コスト」40.3%と続いた。

 とりわけ多くのIT製品で、導入や運用にかかるコストが重視ポイントとして挙がるケースが多い中、グループウェアに関しては安定性や可用性、操作性が上位にランクインする結果となった。

 グループウェア導入の目的上、より多くの従業員がスピーディーかつ正確に情報を共有できなければ意味がないため、誰もが利用できるための使い勝手が重要になる。昨今ではスマートフォン対応による外出先や移動中でのアクセスを前提に「メッセンジャー機能」が充実してきており、中には気軽にコミュニケーションが行えるようスタンプや絵文字などが利用できる製品も登場している。

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